当院の特徴
- 糖尿病専門医・総合内科専門医による診察
- 女医による診察(スタッフも全員女性)
- 当日、検査結果説明が可能
- 予約制を導入し待ち時間をより短く
(当日の番号予約制に加え、定期通院の患者さんには時間枠の予約も可能) - 歯科をはじめ他院との連携強化
- 昼時間の受診可能(9:00-14:30まで昼休みなしで診察)
糖尿病
糖尿病とは血糖が高くなる病気です。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって、血糖は一定範囲以内にコントロールされています。ところが遺伝・肥満・生活習慣・ストレスなどにより血糖がコントロールできなくなると糖尿病を発症します。極度な高血糖でない限り、発症初期は自覚症状はほとんどありません。そのため治療が遅れてしまい、様々な合併症が進行してしまう恐れがあります。
糖尿病による合併症は3大合併症(腎臓・神経・目)や大血管障害(脳梗塞・心筋梗塞)が有名ですが、近年の研究で歯周病やガン・認知症などとの関連も明らかになってきており、これらの病気を未然に防ぐためにも血糖コントロールが重要です。
そのため、糖尿病の治療では定期的に検査を行い、血糖を維持することが必要です。また、年に一度は合併症の進行の程度を確認していくことも必要です。
当院では血糖・HbA1cを検査当日にお伝えすることができ、今後の治療の相談をより細やかに行うことができます。また癌検診や血管年齢測定、歯科との連携による歯周病チェックなど合併症検査を行うことで、糖尿病患者さんの健康維持のサポートを行います。
薬物治療においても、新しい薬や注射が毎年のように発売されています。当院では当日の検査データや合併症検査の結果、患者さんの生活スタイル・嗜好に合わせて、長く続けられる治療法を個別にご提案します。
高血圧
高血圧とは血圧140/90mmHg以上のことを言います。長期間、高血圧状態が続くと動脈硬化が進み、脳梗塞・心筋梗塞だけでなく慢性腎臓病(CKD)も引き起こされます。
高血圧は自覚症状に乏しく、意識して血圧を測定しなければ気付きにくいため、放置されやすく、いかに早く血圧の異常を見つけることができるかが重要です。
しかし、血圧はストレス・緊張・食事・気温など様々な要因で変動します。そのため慣れていない院内で測定した血圧が高いからといってすぐに治療が必要なわけではありません。
高血圧を指摘されたら、まずは家庭で朝食前の血圧測定を行い、記録していただくことをおすすめします。検診で高血圧を指摘された方は、ぜひ毎朝の血圧記録を持って、当院へご相談ください。
季節や体重変化、生活習慣によっても血圧は変動してくるため、治療開始後も血圧をみながら薬の調整が必要です。
そして、治療の効果を見るためにも動脈硬化の程度を見る検査(頸動脈エコーや血管年齢測定)を行い、合併症を引き起こさないように治療を継続することが重要です。
甲状腺機能異常
甲状腺とは首にある小さな臓器で、代謝などを調節するホルモンを分泌しています。
甲状腺の働きが亢進・低下することでホルモンバランスが崩れ様々な症状が出ることがあります。
発刊・動悸・手指の震え・体重減少などは甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に代表的です。
倦怠感・冷え・便秘・体重増加などは甲状腺機能低下症(橋本病)に代表的です。
しかし、これらの症状は甲状腺に特有なものではなく、組み合わせも様々なため、他の病気と間違われたり、更年期症状と思われ放置されることもあります。また、うつ病や脂質異常症・不妊の原因として甲状腺機能異常が潜んでいることもあります。
疲れやすい、気分が落ち込む、コレステロールが高い、不妊で悩んでいるなどありましたらぜひ一度、血液検査を受けてみてください。
そして、甲状腺機能異常では甲状腺の腫れが見られることがあります。実際、検診で首元の腫れを指摘された方が、受診をきっかけに甲状腺機能異常がわかるケースもあります。甲状腺の大きさはエコー(超音波)検査で短時間で痛みや放射線被ばくのリスクもなく調べることができます。異常を指摘された方、腫れが気になる方はぜひご相談ください。
甲状腺機能異常の治療は、主に内服治療が行われます。治療開始直後は頻回の検査や細やかな用量の調整が必要となることが多く、また副作用や体調の変化が見られることもあります。そのため、通いやすい相談しやすい病院での治療をおすすめします。
脂質異常症
脂質異常症とは血液中のLDL-C(悪玉コレステロール)や中性脂肪が過剰に増えたり、よい働きをするHDL-C(善玉コレステロール)が減りすぎた状態のことです。これらの状態が続くと動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。
しかし、自覚症状が出にくく、検査で初めて指摘されることが多いです。検診で異常を指摘されて、そのままにしていませんか?
脂質異常症の原因は食生活の乱れだけではありません。ストレスや運動不足、その他にもスナック菓子や甘いもの・果物の摂りすぎ、そして遺伝が原因となることもあります。
患者さんの中には極端に揚げ物や肉類の摂取を制限してしまう人がいますが、たんぱく質の摂取が減ってしまい、フレイル(筋肉量の低下)が進行してしまうことがあり注意が必要です。
目標値も既往歴などによって異なります。それぞれの原因に合わせた治療を選択し、無理なく継続できるよう取り組みましょう。
そして、当院ではコレステロールの数値だけでなく、頸動脈エコーや血管年齢測定を定期的に行うことによって、動脈硬化の程度を視覚的に確認していくことをお勧めしています。
ぜひ治療を開始し、ご自身の状況を把握することで、将来起こりうる合併症の予防に努めましょう。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群という病気をご存じでしょうか。いびきに加え、10秒以上の無呼吸が何度も起こり、日中の眠気や倦怠感を引き起こす病気です。睡眠中の酸素量が不足することで、心筋梗塞や脳卒中といった突然死、糖尿病や高血圧など生活習慣病になりやすい、といった事がわかっています。当院でも、自宅でできる睡眠時無呼吸検査を行っております。日中の眠気や倦怠感のある方、いびきが気になる方は1度検査をオススメしています。お気軽にご相談ください。
風邪症状時の検査について
当院では、インフルエンザウイルス・コロナウイルス・溶連菌検査の診断キットをご用意しています。風邪症状、発熱のある場合は、まずは当院へ連絡をして頂き、その後に電話での医師の診察を受け、状況に応じた対応を受付スタッフよりご案内させていただきます。
※12歳以上(中学生以上)から診察を行っております。